『豊橋数学ゼミナール』は平成17年の春に開塾しました。

世間には数多くの塾が存在しますが、そもそも塾には大きく2つのタイプが存在します。
ひとつは現状(学校の進度やレベル)に追いつくための塾、もうひとつは目的追求(大学、高校などの志望校合格)するための塾です。

生徒のほとんどが大学に進む進学校では、その高校の授業(補習を含む指導)が志望校合格に直結しているので、その高校の先生が「高校の勉強をしっかりやっていれば塾に行く必要はない」と言います。
もちろんこの時に使われているのは目的追求型の塾の方で、ただでさえやらなければいけないことが多い高校の勉強以外に、同じ目的のため、さらに量を増やすのは生徒自身のためにならないことが多い、というのは事実だと思います。
しかし先生のその言葉にも矛盾があります。「高校の勉強をしっかりやる」と言いますが、各教科の先生がそれぞれ要求することを全て真面目にやろうとすると、平日1日の勉強量が5時間にも6時間(人によってはもっと)にもなってしまうこともあります。
これでは部活もやってとなると睡眠時間を大きく削るしかなくなってしまい、この状態を長く続けられるはずがありません。

こうした進学校の状況を考えると、進学校に通う生徒にこそ『現状に追いつくための塾』が必要です。
中でも数学は、以前に習ったことが理解できていないとどんどん分からないことが増えていってしまう教科です。
また高校の授業で大きな流れを学び、問題集を自分で進めることで細部まで習得するのですが、細部を習得するのは本人の努力によるという点も見逃せないところです。
つまり、この壁が超えられない生徒が多くいるのです。

ならばその問題点を解決できる塾を作ろうと考え、豊橋数学ゼミナールを設立しました。
良い高校に進んだのに勉強が分からなくなって精神的につらい日々を過ごしている生徒のために、部活を一生懸命やりそのうえで志望大学に合格したい生徒のために…そんな願いが根底にある『豊橋数学ゼミナール』です。

豊橋数学ゼミナール
大竹 尉広


【略歴】
岡崎高校、名古屋大学では硬式野球部主将。青春時代は野球に打ち込む日々を送る。また大学入学と同時に、自分自身が在籍していた個人塾で中高生の指導を開始。大学卒業後は大手企業に就職するも、数年で塾業界に戻り、その後豊橋数学ゼミナールを設立する。塾生の学力向上・志望校合格を追求し日々教壇で奮闘している。